●白山の花情報
8/4に北陸地方も梅雨明けしました。
ようやく夏到来です。
室堂平の雪渓周辺では様々な花が楽しめます。クロユリもあちこちで群落を作っています。
観光新道、馬のタテガミ付近では、ニッコウキスゲやハクサンフウロの他、ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、シモツケソウ、カライトソウ、イブキトラノヲ、タテヤマウツボグサなど種類豊富で見事です。
8/4に北陸地方も梅雨明けしました。
ようやく夏到来です。
室堂平の雪渓周辺では様々な花が楽しめます。クロユリもあちこちで群落を作っています。
観光新道、馬のタテガミ付近では、ニッコウキスゲやハクサンフウロの他、ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、シモツケソウ、カライトソウ、イブキトラノヲ、タテヤマウツボグサなど種類豊富で見事です。
10(土)から市ノ瀬での交通規制も始まり、駐車場は大変賑わっていた。
南竜ヶ馬場湿原では、ハクサンコザクラやクロユリ、チングルマなどが見頃を迎えていた。
その他の登山道でも色々な花が咲き始めているが、今年はコバイケイソウが当たり年の予感!
8/7撮影
七倉山北面は大変雪の多い所で、最近ようやく登山道から残雪が消えました。
そのため、お花は今が見頃です。ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、クルマユリなど待ち構えていた花が広大な斜面の至る所に一斉に開花し、季節がギュッと凝縮しているのが、岩間道の魅力です。
室堂から七倉山へは片道1.5~2時間の行程です。
観光新道では、ニッコウキスゲが最盛期です。(7/21撮影)
室堂から山頂への登山道脇はクルマユリの名所です。至る所に群落があります。
その他クロユリも見頃です。(7/22撮影)
お池めぐりコースでは、未だ残雪が多くガスの時は迷い易いので十分注意が必要です。
岩肌に様々な高山植物が咲いています。
(7/22撮影:イワヒゲ)
南竜から別山では、至る所にハクサンイチゲの群落があります。
その他、このコースは花の種類が豊富で、規模が大きいのが特徴です。
(7/23撮影)
七倉山から四塚山では、ハクサンイチゲの群落が見頃です。
その他、チングルマ、ハクサンコザクラも綺麗です。
加賀禅定道の油池では水場で十分な水量があります。
(最初は谷筋に下りて行き、坂道が急になる頃左側に水場に下りる道が拓いてあります。)
油池~天池では雪渓があり、雨天などの視界不良時は、ルートを見失います。
雪渓は今月末まで残りそうです。
判官堂尾根ではマンサクの黄色い花が咲いていました。
日差しは暖かく春到来です。
(8/13撮影)
お花松原では、雪渓の脇にまだまだハクサンコザクラが楽しめます。クロユリは終わりに近くなって来ています。
(8/13撮影)
一方、北弥陀ヶ原でもニッコウキスゲがそろそろ終盤を迎えています。
今年は、弥陀ヶ原のコバイケイソウが見事です。
エコーライン木道からの眺めです。今が最盛期だと思われます。
今年は全般的にマツムシソウがすごいようです。
マツムシソウにも「当たり年」があるのかな?
(すみません。ちょっと古い情報ですが。最近雨が多いので、山の様子はどんどん変わっているようです。)
マツムシソウ 岩間道
お盆を過ぎてめっきり白山は登山者が減りましたが、実は今がお花の見頃です。
十二曲がり(黒ボコ岩下)はシモツケソウのピンクで彩られています。
紫色のハクサントリカブトも咲き始めました。
エコーラインから御前峰
秋らしい雲です。
お花畑コースのクロユリと御前峰(C)木村芳文
四ツ塚山はハクサンコザクラ・チングルマ・ハクサンイチゲがすごかったです。
釈迦岳まではカライトソウが凄く目立ちました。クガイソウはいまからみたい。
観光新道は、シモツケソウ・ハクサンフウロ・カライトソウで道全体がピンク色。
イブキトラノオ・ハクサンシャジン・マツムシソウも結構咲いていました。
チングルマ 四ツ塚山
四ツ塚山のハクサンコザクラ(C)木村芳文
四ツ塚山ではハクサンコザクラとハクサンイチゲが見頃です。
チングルマはまだ蕾です。開花まで1週間くらいでしょう。
今年はコバイケイソウのはずれ年、花はほとんどありません。
別山展望台付近にヨツバシオガマが群生(C)木村芳文
室堂平では、クロユリが見頃です。
別山展望台付近にヨツバシオガマが群生しています。
御前峰登山道では、クルマユリ、オトギリが見事です。
お花畑コースは、雪渓が解けたばかりで、付近のハクサンコザクラやクロユリは芽吹き~蕾の状態です。
お池めぐりコースではイワギキョウが見頃、アキノキリンソウが咲き始めました。
油ヶ池付近のチングルマは、芽吹いたばかりです。
北弥陀ヶ原ではハクサンコザクラが見頃(C)木村芳文
ヒルバオ雪渓は登山道を隠して大きく残っています。
御花松原も雪解け後間がなく雪渓が残っています。
クロユリの群落が開花するのは8月中旬頃になりそうです。
北弥陀ヶ原ではハクサンコザクラが見頃です。ニッコウキスゲはまだ蕾です。
御花松原の登山道上で、雪渓の雪解け水が得られます。
7月23日、砂防新道を登って別山経由、チブリ尾根を下山しました。
別山道 ハクサンコザクラ
別当坂を登り切ったあたりから上部でニッコウキスゲとササユリが盛り。
テガタチドリ、ハクサンチドリ、カライトソウ、ハクサンタイゲキ、ダイモンジソウ、ミヤマキンポウゲなどが見頃。
馬のたてがみ付近ではミヤマクワガタが満開で、地味な花だがミヤマオトコヨモギが来週くらい満開の予感。
蛇塚付近は、雪渓がたっぷりで、この付近のイブキトラノオやハクサンイチゲなどは、もう少しかかりそう。
(木村芳文)
山頂の油ヶ池付近で、イワウメが満開のようです。
観光新道の花が盛りを迎えました。
ニッコウキスゲ、カラマツソウ、ヨツバヒヨドリ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ダイモンジソウ、ミヤマクワガタ、ミヤマタンポポ。
黒ボコ岩あたりでは、ツガザクラ、ミヤマダイコンソウ。
弥陀ヶ原ではクロユリが咲き出したようです。
展望コースは、グンナイフウロ、ハクサンチドリが。
南竜ヶ馬場周辺やエコーラインは、まだ残雪がいっぱいだそうです。
紙谷道子(情報と写真)
釈迦新道でオオサクラソウが咲いているとの情報がありました。
白山釈迦岳からさらに1時間ほど登ったあたりだそうです。
7月4日登山道入り口付近に仮設トイレ設置!
設置遅れてスイマセン。
でも、昨年よりグレードアップしています。(簡易水洗になりました!)
昨年より臭くないはず。
皆さん、ジャンジャンバリバリ使ってやってください。
合わせて赤兎山頂のニッコウキスゲも満開です。
つい最近下山される登山者らしき人がニッコウキスゲをリュクに入れて下山、手には数本のササユリが「常識を知れ!」思わず叫びました。
わるびれる様子もなくきょとんとしていましたがその後は、・・・・。
こんな人が時々います。みんなで追い出しませんか!
國吉一實
砂防新道は、甚ノ助避難小屋から上で残雪が多くあります。
南竜水平分岐より十二曲がりまでは何度か雪渓をトラバースしなければなりません。
歩行に注意が必要です。
観光新道は蛇塚より上で残雪が多く、黒ボコ岩までの区間で十分注意が必要です。
馬のたてがみ付近は、お花が咲き始めています。ハクサンチドリやハクサンタイゲキ他様々な高山植物が楽しめます。
ハクサンチドリ(観光新道)
観光新道で、花が咲き始めました。
蛇塚付近では、ハクサンイチゲが盛りだそうです。
なお、観光新道も他のコースと同じく多量の残雪が残っているようです。
特に、殿ヶ池避難小屋手前には雪原が広がりガスが出たらルートを失いやすく、蛇塚を過ぎてからは雪の斜面のトラバースが続くとのことです。
登山には、充分な装備を用意して慎重な行動を心がけてください。
2006年6月11~12日に釈迦新道から砂防新道を歩きました。
全般に雪が多く、花目当ての山歩きには時期早々と言えますが、早咲きの花を探したり芽吹きを見て夏を想像しながら歩くのも楽しいものです。