●五箇山合掌集落あるもの探し開催報告
厳しい吹雪に見舞われた相倉集落
先週から厳しい寒波に見舞われ、春が足踏み状態となっています。
そんな中、五箇山自然文化研究会の皆さんのご案内で、世界遺産五箇山集落と報恩講体験をして来ました。
そもそも「報恩講」とは、各家々で毎年宗祖の教えを忘れないようお講を開き、その後参拝の近親者に精進料理を振舞う一連の仏事です。
五箇山菅沼集落の竹中家では、参加者全員がこのしきたりにのっとり、読経と説教を受け精進料理をご馳走になり、五箇山の方々との交流を深めて来ました。
吹雪の中での重厚な合掌家屋での伝統の行事に深く感銘を受け、私たち外からの参加者も地元の方々も、口々にこの伝統を次の世代に伝えていきたいと篤く語り合い、出発の時間を30分過ぎても話が付きませんでした。
＊五箇山での本格的な「あるもの探し」は今年の春に予定していますので、皆さん是非ご参加ください。