●奥長倉避難小屋応急処置
4月23日に奥長倉避難小屋の巡視に行った際に、偶然屋根のトタンが飛ばされているのを発見。
石川県白山自然保護センターに連絡をして、対策を協議した結果、早急な応急処置が必要との事で、28（月）～29（火）の1泊2日で、当協会のネイチャープロジェクト白山の協力を得て、修理して来ました。
被害は雪によるトタン屋根の引っ張りが原因で、隙間に風が吹き込み何枚かのトタンが飛ばされたものでした。
作業は、飛ばされたトタンを出来る限り拾い集め、ビスで屋根に留めなおし、その上から用意して行ったシートを掛け固定しました。
1日目夕方までにシート掛けを終え、強風の夜をすごしましたが、大丈夫でした。
2日目は、これ以上雪が屋根を引っ張られないように、屋根の周りの雪を除去する作業をしました。
加えて、2階出入り口の引き戸レールも壊れていたので、新品交換しました。
トタンにビス止めをした所は、ボンドでシールを施し、引き戸の隙間も解消されたので、当面雨風の侵入は防げるようになりました。
春は、様々な施設の損害が十分把握し切れませんので、登山者の皆様からの情報をお願いいたします。