●環白山進歩自由夢（シンポジウム）が開催されました
本協会の設立を記念するシンポジウムが、3/17（土）～18（日）に岐阜県郡上市白鳥の白鳥社会福祉センターで行われ、延べ200名のご来場がありました。
初日に行われた基調講演では、エコツーリズムと地域づくりについて、富士山麓を中心に環境教育の草分け的存在である「ホールアース自然学校」代表：広瀬敏通氏から講演いただきました。富士山麓での具体例を交えながら、環白山でエコツーリズムを実践して行く上でのポイントについてアドバイスがあり、「やり始めたら絶対に諦めないこと」。とエールをいただきました。
シンポジウムプログラム
その他、今年度行ったエコツアーの実践報告会（勝山市小原地区、白山市白峰地区、郡上市石徹地区）や、白山の登山道を考える意見交換会が行われました。各地区でボランティア活動を伴いながら登山道管理をしている実際の映像や、先進事例を見ながら、管理現場の現状について理解を深める事ができました。
2日目は、金沢工業大学敷田研究室の白山利用動態調査について各テーマ毎に発表がありました。
発表の冒頭に敷田教授からは、大学と地域が連携して行けば、地域が求める面白い研究が出来るし多くの研究者がこれまで研究してきた成果を活用できる。「環白山生態系研究所」を設立してはどうか？という提案を頂きました。
その後の、対話集会では、本協会の目指す方向や役割について活発な討論が行われました。
今後協会では、これらの成果を踏まえて事業を展開して行くため、個別の検討会や講習会、ボランティア活動による維持管理活動などを展開していきたいと考えています。
今後とも本協会活動へのご理解とご協力をお願い致します。